2013年2月17日日曜日

【講演】MITメディアラボ所長伊藤穣一さん&勝間さん講義をエンジン01@浜松で聴いてきました。

朝の9:30から講義開始です。
 
★最先端のお二人が語る「未来」
 
 
芸大キャンパスは自由な雰囲気でした。
 
 
2月9日(土)に浜松の静岡文化芸大で行われたエンジン01オープンカレッジにて、MITメディアラボ研究所所長の伊藤穣一さんと、経済評論家勝間和代さんの講義を聴いてきました。
 
テーマは『未来をつくるもの』。
 
伊藤穣一さんは、NHKのスーパープレゼンテーションの解説でもおなじみの方です。
世界最先端の研究所で、異質な分野の人同士のコラボをコーディネートし、予想も出来ない新しいものを生み出すリーダーです。
 
 
(※雑誌「クーリエ・ジャポン」編集部ブログでの伊藤さんへのインタビューもすごく面白いのでオススメです。)
 
 
私は、伊藤さんの特異な経歴やクリエイティブに未来を切り開く「才能」に強烈な憧れを抱いています。今後の活動にも興味が尽きません。
 
 
た、私が社会人になってから「学び続ける」ことを大切にしてきたのは、まさに勝間さんの著書の影響を大いに受けたからで、特にITの有効活用や、翻訳書を含めた洋書を読むようになって視野が開けてきたのは勝間さんのおかげとしかいいようがありません。
 
 
そんなお二人の講義が聴けるとあって、浜松まで行ってきました。
 
 
 
そして、この講義の参加費は、なんとワンコイン(500円)。
 
 
最前列をゲット。伊藤さんの横顔に少年っぽさを感じました。
 
どんな内容だったかというと、
 
 
伊藤さんが自宅の洗面所で製造された(おそらく世界初)商用インターネットサービスプロバイダーの写真からイノベーションコストの話、中央vs現場の話、メディアラボでのバイオ分野の研究の話、インターネット時代の9つの原則など盛りだくさん。
 
 
そして、すべてのお話に完璧なロジックを感じました。発想は自由なのに、行動が時代にぴたりとはまる理由がちゃんとあるんです。
 
 
講演は、あまりにも伊藤さんが天才すぎるので勝間さんが伊藤さんの話に解説を加える、というスタイルをとることにしたそうですが、解説は勝間さんが最適任だと思いました。
 
伊藤さんのお話に出てきた例え話はアメリカの知的市民にとっては一般的な内容だったようですが、日本の一般市民になじみがない場合には、すかさず勝間さんが「●●さんの●●という本に書いてあるので、読んでみてください」と参考文献を教えてくれたり、
 
 
「このあたりは、●●というキーワードでググってみると関連がわかります」など、会場の人が復習しやすいような配慮をしてくださいました。
 
 
解説のレベルが高いと、講演の価値もぐっと上がると感じました。(受験の参考書なども、解説の良さってすごく大切ですよね!)
 
 
 
★これから私達はどうしたらいいの?
 
エンジン01では様々な講義が開かれており、開始前から行列が。

 
この講演では、今までの人生で聴いた講演の中で一番メモを沢山取りました。
 
私の講演メモの中から、少しだけ「私たちはどうしたらよりハッピーな未来をつくることができるのか」をご紹介します。
 
  幼少の頃誰もが持っていた創造性を失わないように
 
  努力で評価しない。価値を生むことが大切。
 
  沢山やって沢山失敗する
 
  ものづくりのコストが下がっているので、誰もが作れる。どんどん作ろう。
 
  セレエンディピティを大切に(集中しすぎず、周辺をぼんやりと見てみよう。)
 
  社会のルールに従うのではなく、自分なりのよさを大切に、自分をハッピーにする。
 
  プランabzを持つ(今の仕事・次にやりたい仕事・最悪な状況になっても生きていく手段)
 
未来をつくるために必要なCreativityInnovationを高めるためには、自分を枠に閉じ込めず、上記7つのことを意識していきたいと思いました。
 
 
そして、Creativityを非常に重視されている伊藤さんが最後に紹介された言葉は、シンプルですが、とても刺激的でした。
 
Life-long Kindergarden
 
 
 
生涯、幼稚園の中にいるように楽しく遊びまわりましょう!
 
 
 
「毎日仕事に行く」なんて気持ち、持たなくていいんだと思います。
 
 
平日も「今から遊びに行ってくる」という自由な気持ちでいたいものです。
 
 
 

2013年2月11日月曜日

長良川まんぱくで、こんな御当地グルメ達に出会った!


 
秘密の県民ショー以上に「おお!岐阜面白い!」を体験出来るイベントといえば、


 

長良川おんぱく有名ですが、
 
 
2月9日(土)、岐阜グルメに的を絞ったイベントがあったので、早速行ってきました。

 

長良川まんぷく博覧会」略して「長良川まんぱく」です。
http://nagaragawa.manpaku.net/
 

岐阜グルメは、味付けに深みがあるのが特徴。

 

手軽に食べられるものばかりですが、満足感が大きいので、是非岐阜で味わってみて下さい!

駅前の信長広場。金色の信長がお出迎え。


私が真っ先に並んだのが、大人気の関市の白神のえびそばです。エビの出汁がすごく効いたスープは濃厚そのもの。角切りチャーシューもおいしい!

 岐阜と言えば、鮎。苦みも美味しいし、川魚のやさしさってほっとします。




ぞうすいや塩焼きがおすすめです。
甘みの正体はみりん

みりんスイーツのコーナーでは、なんとみりんで甘みを乗せた鯛焼き!中には金時芋とあまくない餡が入った、上品な鯛焼きです。

高級料亭でも出せそうな味でした。この鯛焼きは是非、みんなに食べてほしい!

おそるべし、みりんの力!


飛騨地方で有名な鶏ちゃんの店もあり。そしてその隣には、関市の有名な「黒いからあげ」。

焦げているわけではありませんよ!
 焦げているわけではありませんよ。なんで黒いかはこちらのからあげ学会のサイトで確かめてみてね!
http://www.seki-kara.com/
 お約束の鮎の塩焼き。シーズンオフなので、少し高めかな。

是非、川辺でアユ料理のフルコースが3000円ほどで食べられる「鮎やな」にも行ってみてください。

http://www18.ocn.ne.jp/~gujyo87/index.html

 ゆるキャラが会場内を回っていました。インパクト大すぎる。。。


郡上地味噌入り奥美濃カレーひっちゃく棒。このカレーも出汁が効いてる!

豚ホルモンのとんちゃん。味噌味がマイルドで食べやすい。

さわやかテイスティ!

長良川源流を使った長良川サイダー。すがすがしくて、心まで透明になったような気がしてきます。
職人さんの心が感じられます。
 和菓子職人まっちんさんの、コーヒー味のかりんとうをお土産に買いました。

通販もあります。素材にこだわっていて、年輩の方への手土産に喜ばれそうです。

http://m-karintou.com/
キュートなみなもくん

うんちんぐスタイルwの長良川ゆるきゃら「みなも」君。


岐阜県は私の故郷なのですが、名古屋からアクセスしやすいので、

またおすすめスポットやグルメをご紹介して行きたいと思います。

2013年2月7日木曜日

【講演】『ワーク・シフト』著者リンダ・グラットン教授来日講演&『採用基準』著者伊賀泰代さんとの対談を聴いて来ました。


 
★未来の働き方を提案する2名のトップリーダーによる対談

 
『ワーク・シフト』グラットン先生と伊賀泰代さんの対談には具体的なヒントが沢山
 

ロンドンビジネススクール教授、リンダ・グラットン先生の来日記念講演、「未来の働き方はあなたがつくる」が六本木アカデミーヒルズで行われ、聴講してきました。
ヒルズに着いたら、この入口から入ってエレベーターで49階へ
 

降雪を懸念してはりきって出かけたら、会場1番乗りでした。報道関係者の方もおられ、本講演の社会的関心の高さが伺えました。
 
名古屋から東京まで出向いたのは、講演に続いて行われる伊賀泰代さんとの対談にも非常に魅力を感じたからです。

 
伊賀さんはマッキンゼー社で長年にわたり採用担当をされ、日本社会に必要な人材について、「リーダーシップが発揮できること」という明確な主張を持たれています。

 
私は、お二人の著書から

 

「今後幸せな働き方をしていくには何が必要か」

「子どもをどのように育てるべきか」

 

というテーマに具体的な答えを出す事ができたため、お二人の価値観からさらに影響を受けたいと思っていました。

そして、今回の対談を聴いて、「自分は今、何をしたらいいのか」をさらにブレイクダウンすることができました。

昨年末に読んで、多大な影響を受けた2冊
 

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
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★幸せに働きたければ実力を

 

まず、今回の講演と対談を聴いた後の私なりの結論は、

 

「幸せな働き方をしたければ、実力が必要」

 

ということです。

 

そして、「実力を身につけるには、チャレンジが不可欠」なのです。

 

ここでいう実力とは、後半に述べたいと思いますが、まず「楽をし続けたい」「現状に甘んじている」「会社や政府が自分を守ってくれると思う」という態度では、得られないものであることは確かでしょう。

 

グラットン教授が著作や講演で述べられている、シフトに関する3つの提言は、

  From shallow generalist to special master

 ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ

  From isolated competitor to innovative connector 

   孤独な競争から「協力して起こすイノベーション」へ

 
  From voracious consumer to impassioned producer

   大量消費から「情熱を傾けられる経験」へ

というものです。

 

どのシフトを実現するにも、現状から一歩出てチャレンジしなければなりません


同時通訳の機械が配布されていたのですが、多くの方が英語のまま聴講されていました。ハイレベルなビジネスマン集団の中、自分だけ使うのも気まずく、ところどころ聞きとれませんでしたが、必死で聴きとりました。
 

グラットン教授は、著書の中でも未来を形作る5つの要因を挙げています。例えば、テクノロジーの進化、グローバル化、人口構成の変化と長寿化などです。

 

これらの要因が、現在よりさらに出現していることを前提としてHow to prepareを考えておく必要があるのです。

 

今回の対談では、伊賀さんが多角的な質問を展開されました。

 

例えば、

 

・日本は移民を受け入れるべきか、

・イノベーションが新興国から起きるなら、インドや中国に行った方がよいのか

・国の規制をゆるめる(たとえば、解雇をしやすくするなど)とどういう影響があるか

・世界の優秀な人材が住みたくなる魅力ある都市をつくるには

・東京とロンドンのユニークさについて

 

など、非常に具体的で視野が広く、国際的な研究者であるグラットン先生の考え方を存分に引き出されました。

 

私が最も衝撃を受けたのは、伊賀さんの問いかけ「今後は、先進国vs後進国という格差ではなく、個人の才能による格差が広がると思いますか」に対して、グラットン教授は「そう思う。」と答えられたことです。

「才能」は誰しも持っていると信じたいところですが、持っていたとしても発掘できなければ無いに等しいです。

前半で私が述べた「実力」とは、才能が訓練により開花した状態をイメージしています。

 

私達は、自分が好きなこと(才能があること)を極めて、「実力」にまで高める必要があるのではないでしょうか。多くの人が「それに対してお金を払いたい」と思ってくれるレベルまで。

★自分はどうすべきか具体化させてみよう

私には現在1歳の子がいるので、自分のこと以上に、将来子どもが幸せな働き方を選べるように環境を整えたいと考えました。

 

以下、私が具体的に取りたい行動です。

 

 ① 10代をどのような環境ですごすかを主体的に選び取る

→子どもには、世界の様々な地域の暮らしや文化を自分の目で見てほしい。

 
 ②  子どもが持って生まれた興味才能の早期発見

  →家系的に運動神経は望めない中でスポーツ選手に憧れてまい進するよりも(笑)、新しい何かを生み出す力を引き出したい。欲しいものがあったら買うのではなく、どうやったら作れるかを考えさせるなど。

 ③ 英語はできることが大前提

  →小学生のうちに、自分の考えを論理的に英語で話せるようにしておきたい。

  

 ④テクノロジーを使い、学びの質や量を増やす

  →elearningは、スカイプ英会話を始め、iTuneUなどを積極的に活用する。

⑤多様性のある社会で生き抜くメンタルタフネスを身につける

 →多国籍の友人を作れる環境を提供したい。

 
  ⑥健康を維持できる場所で生活する

  →通勤、通学に時間をかけない。大気が綺麗なところを選ぶ。

 

 ⑦人とコラボレーションしてイノベーションを起こす力を身につける

 

 ⑧自分にとって何が幸せかを明確にして、自分の生き方を勇気を持って決める(自分に対するリーダーシップ)

 ⑨企業や政府が自分の生活を守ってくれると思わないこと

  →年金や退職金は出ないと思っておくくらいの方がいい。起業も視野に入れる。

⑩雇用主とは常に対等でいられるだけの実力を身につける
これは難題です。ただ、賃上げ交渉ができたり、自分がしたい仕事を積極的に申し出るという意味の対等なら、近づけるのではないでしょうか。

 


仕事においても、学びにおいても、興味がある分野でハードルが高いチャレンジをし続けることが幸せな働き方を実現するカギとなるような気がしています。

 

 
それにしても、今回の対談はモデレーターの伊賀さんが、400人1人ひとりとグラットン先生を繋ぐような雰囲気作りに多大な貢献をされていました。

我々聴衆の関心をうまくつかまれていて、フレンドリーかつ当意即妙にグラットン先生に疑問を投げかけられるなど、教授の来日を最大限に生かされていました。

 

今後、PRESIDENT誌やWeb上で本講演や対談の様子がレポートされると思います。
 
グラットン教授の来日をきっかけとし、幸せに働くためのヒントを多くの日本人が得て、日本がさらに魅力的な国になったらいいなと思います。

協賛のサイボウズさんからのお土産。「チームワークは鍋から」ということで鍋敷。協力してイノベーションを起こすためのツール!気が利いています。